マッキンゼー式 世界最強の仕事術
1 ビジネス問題の解決法
1.1 面接調査
1.1.1 面接調査ガイドの作成
1.1.1.1 答えてもらいたい質問は何か?
1.1.1.2 自分がこの面接に求めているものは何か?
1.1.1.2.1 自分は何を達成しようとしているのか
1.1.1.2.2 なぜ、この人に会って話を聞くのか
1.1.2 原則
1.1.2.1 一般的な質問からはじめる
1.1.2.1.1 業界全体のことなど
1.1.2.2 その後、具体的な質問に移行する
1.1.2.2.1 どういう責務を果たしているのですか
1.1.3 質問内容
1.1.3.1 自分が答えを知っている質問を幾つか入れておく
1.1.3.1.1 面接相手の知識や正直さを推し量る
1.1.4 自問
1.1.4.1 面接で最も知りたい3つの点はどれか?
1.1.5 締めくくり
1.1.5.1 他に言いたいことは無いか?
1.1.5.2 自分が聞き忘れた質問はないか?
1.1.6 テクニック
1.1.6.1 相手に自分が聞いていることを絶え間なく知らせる
1.1.6.1.1 やり過ぎないように
1.1.6.2 メモを取る
1.1.6.3 何も言わない
1.1.6.3.1 自然は真空を嫌い
1.1.6.3.1.1 空白を埋めるために話し始める
1.1.7 7つの戦略
1.1.7.1 相手の上司に面接のお膳立てをしてもらう
1.1.7.1.1 相手に面接が重要なのだと感じてもらう
1.1.7.2 二人で面接する
1.1.7.2.1 質問係
1.1.7.2.2 メモをとる係
1.1.7.2.3 面接中に役割を交代
1.1.7.2.4 面接後に二人の見解を確認する
1.1.7.3 誘導しないで聴く
1.1.7.3.1 NG
1.1.7.3.1.1 Yes or No
1.1.7.3.1.2 選択肢
1.1.7.3.2 相手が自由に答えられる質問をする
1.1.7.4 言い換える
1.1.7.4.1 相手の行ったことをまとめる
1.1.7.4.1.1 相手はこちらが正しく理解しているかどうか確認してくれる
1.1.7.5 間接的アプローチを用いる
1.1.7.5.1 面接される人の気持ちに神経を使うこと
1.1.7.5.2 相手が脅威を感じるかもしれないこをを理解する
1.1.7.6 求めすぎない
1.1.7.6.1 本当に必要な情報(3点) 以外は、不要
1.1.7.6.1.1 膨大な情報の中から必要な情報を探せなくなる
1.1.7.6.2 相手に次々と重荷を負わせてしまう
1.1.7.7 刑事コロンボの戦術を用いる
1.1.7.7.1 「ごめんなさいあと一つだけ」
1.1.7.7.1.1 面接が終わると、誰でも少しリラックスする
1.1.7.7.2 1日2日経過した後、オフィスに立ち寄る
1.1.8 面接の相手を裸にしない
1.1.8.1 相手の恐怖心を和らげる
1.1.8.1.1 組織が抱える問題を解決するプロセス全体が以下に彼らに採って有益かを説明する
1.1.9 面接トラブル対処法
1.1.9.1 地位をかさにきる
1.1.9.2 よき兵士を演じる
1.1.10 面接後は礼状を書く
1.1.10.1 決まり文句の礼状を書いてはいけない
1.1.10.2 フォーマットテキストの用意
1.1.10.2.1 相手に合わせて修正
1.2 ブレーンストーミングの仕方
1.2.1 用意周到な準備
1.2.1.1 ファクト・パック
1.2.1.1.1 チーム全員に同じ知識基盤がある
1.2.1.2 問題とデータの要点をつかむ。セッションの開始前に答えを出そうとしてはいけない
1.2.1.3 必ず仮説を立ててセッションに望む。さもないと、アイディアをあれこれ模索するのに時間が掛かりすぎる
1.2.1.4 自分ひとりでブレーンストーミングをして準備する
1.2.1.4.1 非現実的な仮説は早々に退けることができる
1.2.1.4.2 チームは可能性のあるアイディアを自由に検討することができる
1.2.2 白紙の状態からはじめる
1.2.2.1 悪いアイディアというものはない
1.2.2.1.1 発案がまじめなもの
1.2.2.1.1.1 手短に討議してみる
1.2.2.1.1.2 チャンスを与える
1.2.2.1.2 問題とは関係ないもの
1.2.2.1.2.1 論外
1.2.2.2 ばかげた質問というものはない
1.2.2.2.1 Why, Howを訪ねるのを恐れてはならない
1.2.2.2.2 わかりきっている質問を検討することによって得られる利益を見くびらない
1.2.2.3 自分のベビーを殺す心の準備をしておく
1.2.2.3.1 自分の仮説に自負心を持ちすぎないこと
1.2.2.3.2 自分の仮説はデータの一つ
1.2.2.3.2.1 チームに提供し、検討させる
1.2.2.4 やめるときを知る
1.2.2.4.1 限界は約2時間
1.2.2.4.2 1日掛かるMTGの場合
1.2.2.4.2.1 余裕を持たせる
1.2.2.5 紙に書く
1.2.3 最大の効果を引き出すテクニック
1.2.3.1 ポスト・イットの使用
1.2.3.1.1 配る
1.2.3.1.2 アイディアを一つずつ別のメモに書く
1.2.3.1.3 リーダーは読み上げる
1.2.3.1.4 議論する
1.2.3.2 フリップチャートの使用
1.2.3.2.1 カテゴリー毎に用意
1.2.3.2.2 会議室のあちこちに張る
1.2.3.2.3 アイディアを書き込む
1.2.3.3 不平不満をはき出させる
1.3 プロジェクトの構築方法
1.3.1 売り込みをしないで売り込む方法
1.3.1.1 非公式の連絡網
1.3.1.2 課外活動に専念
1.3.1.2.1 講演
1.3.1.2.2 論文集
1.3.2 チームの編成方法
1.3.2.1 相手の評判は鵜呑みにしない
1.3.2.2 チームの絆はそれほど重要では無い
1.3.2.2.1 絆が深まるのは仕事を通じてである
1.3.2.2.2 豪華な夕食は役に立たない
1.3.2.2.3 メンバーの私生活を考慮する
1.3.2.3 チームの士気に気を配る
1.3.2.3.1 チームの体温を計る
1.3.2.3.1.1 チームメイトと話す
1.3.2.3.2 一定方向に進む
1.3.2.3.2.1 コースを変更しないこと
1.3.2.3.2.1.1 変更する場合は理由を説明し、思考過程が分かるようにする
1.3.2.3.3 チームメイトに彼らがしている作業の目的を知らせる
1.3.2.3.4 敬意を持ってチームメイトを遇する
1.3.2.3.4.1 自分がしたくないことを、人にさせないこと
1.3.2.3.5 チームメイトを人間として知る
1.3.2.3.5.1 自分のことも話してみる
1.3.2.3.5.1.1 上司では無く仲間として見てくれるようになる
1.3.2.3.6 行き詰まったときはビル・クリントン方式で
1.3.2.3.6.1 「君のつらい気持ちはわかる」
1.3.2.3.6.2 断固としてがんばり続ける
1.3.3 ヒエラルキーへの対処方法
1.3.3.1 上司を引き立てる
1.3.3.2 自己主張するときはリスク覚悟で
1.3.4 リサーチの方法
1.3.4.1 初めての問題など存在しない
1.3.4.1.1 年次報告からスタート
1.3.4.1.2 外れ値に着目
1.3.4.1.2.1 WHY
1.3.4.1.3 ベスト・プラクティスを捜す
2 解決策の売り込み方
2.1 プレゼンテーションの神髄
2.1.1 誰にでも分かる道順を示す
2.1.1.1 ↓これから何を話すかを告げる
2.1.1.2 ↓話す
2.1.1.3 何を話したかを告げる
2.1.2 関係者全員に事前連絡する
2.1.2.1 クライアント側の全ての関係者に調査結果を非公式に説明する
2.2 データをチャートで示す
2.2.1 Say it with Charts
2.2.2 一つのチャートに一つのメッセージ
2.2.2.1 媒体がメッセージより目立ってはいけない
2.2.2.2 着目すべき点にリードをつける
2.2.2.2.1 矢印で表現する
2.2.2.3 チャートが複数の知見を示している
2.2.2.3.1 コピーを作り別のリードをつける
2.2.2.4 左下に情報源を示す
2.2.3 滝グラフの絶大なる効果
2.2.3.1 流れを示す
2.2.3.2 静的データ
2.2.3.2.1 貸借対照表
2.2.3.2.2 損益計算書
2.2.3.3 動的データ
2.2.3.3.1 時系列データ
2.2.3.3.2 キャッシュフロー
2.3 メッセージを効率よく伝える3つのカギ
2.3.1 簡潔さ
2.3.1.1 話す・書く前に考える
2.3.1.2 3,4つに絞る
2.3.2 完全さ
2.3.2.1 相手が知らなければならないことが全て盛り込まれている
2.3.2.2 問題点とそれについてどう考えているかも知らせる
2.3.2.3 知らせるべきことが無い場合は、あるまで待つ
2.3.3 構造
2.3.3.1 例
2.3.3.1.1 3つ問題があります。重要で無いものから順に
2.3.3.1.1.1 ××は高すぎる
2.3.3.1.1.2 販売部門は無能だ
2.3.3.1.1.3 生産工場が隕石によって破壊された
2.4 秘密保持を徹底させる
2.5 クライアントと共同作業する
3 マッキンゼーで生き抜く方法
3.1 自分だけのメンターを見つける
3.1.1 自分より上の地位
3.1.2 能力や意見が尊敬できる
3.1.3 アドバイスを求める
3.1.4 メンターと一緒に仕事をする
3.1.5 学び取れる部分は全て学ぶ
3.2 人生を楽しむためのルール
3.2.1 週に一日は仕事禁止日とする
3.2.2 仕事をうちに持ち帰らない
3.2.2.1 家庭は自分自身に帰る場所とする
3.2.3 前もって計画する
3.2.3.1 金曜の夜には予定を決める
4 マッキンゼーの伝統
4.1 最も価値のある教訓
4.1.1 常に人間として誠実であること
4.1.2 クライアント第一に考えること
4.1.2.1 プロとしての客観性を維持する
4.1.3 資源を集中的に活用する
4.1.4 ヒエラルキーを排除する
4.1.5 謙虚さを学ぶ
5 ビジネス問題の考え方
5.1 解決法をどう構築するか
5.1.1 事実に基づき
5.1.1.1 事実は直感の欠如を埋めてくれる
5.1.1.2 事実は信頼性の溝に端をかけてくれる
5.1.2 厳密に構造化され
5.1.2.1 MECEを貫徹させる
5.1.2.1.1 mutually exclusive collectively exhaustive
5.1.2.1.1.1 みーしー
5.1.2.1.1.2 ME
5.1.2.1.1.2.1 互いに重ならない
5.1.2.1.1.3 CE
5.1.2.1.1.3.1 全てを網羅している
5.1.2.1.1.4 どこにもカテゴライズ出来ないアイディアは「その他」に含める
5.1.2.1.1.4.1 第一階層にはその他カテゴリーは使わない
5.1.3 仮説主義である
5.1.3.1 定義
5.1.3.1.1 行動する前に問題の解決策を考えること
5.1.3.1.1.1 仮説が正解なら問題解決とは、事実の分析によって仮説地図の細部を埋めていく作業
5.1.3.1.1.2 仮説が間違っている場合
5.1.3.1.1.2.1 間違ってることを証明した上で、正しい回答への情報を入手する
5.1.3.2 立案
5.1.3.2.1 問題を構成要素に分解する
5.1.3.2.1.1 キー・ドライバーに分解する
5.1.3.2.1.2 イシュー・ツリー(問題点系統図)
5.1.3.2.1.2.1 例
5.1.3.2.1.2.1.1 売上高を向上させる
5.1.3.2.1.2.1.1.1 販売戦略を変える
5.1.3.2.1.2.1.1.1.1 販売部門の組織
5.1.3.2.1.2.1.1.1.2 販売部門の能力基盤
5.1.3.2.1.2.1.1.1.3 プロモーション戦略
5.1.3.2.1.2.1.1.2 マーケティング戦略を改善する
5.1.3.2.1.2.1.1.2.1 商品の品質
5.1.3.2.1.2.1.1.2.2 パッケージ
5.1.3.2.1.2.1.1.2.3 消費者向け宣伝戦略
5.1.3.2.1.2.1.1.3 単価を下げる
5.1.3.2.1.2.1.1.3.1 原材料調達
5.1.3.2.1.2.1.1.3.2 生産工場
5.1.3.2.1.2.1.1.3.3 流通システム
5.1.3.3 テスト
5.1.3.3.1 チームで仮説を纏める
5.2 アプローチをいかに発見するか
5.2.1 その問題は本当に解決すべき問題なのか
5.2.1.1 判断するには、深く掘り下げる
5.2.1.1.1 事実を手に入れる
5.2.1.1.2 質問する
5.2.2 解決策に事実を当てはめるな
5.2.2.1 当初仮説は回答では無い
5.2.2.2 ときどき現実にてらして仮説の修正を行う
5.2.3 クライアントに合った解決策を提案する
5.2.4 壁にぶつかった時の解決法
5.2.4.1 問題を再定義する
5.2.4.2 少しずつ改善しながら前進する
5.2.4.3 政治にめげずに仕事をする
5.3 問題解決への道を切り拓く重要法則
5.3.1 80対20の法則
5.3.1.1 選択と集中
5.3.1.2 データを様々な方法で集計する
5.3.2 海の水を全部沸かすな
5.3.2.1 全てを分析しようとするな
5.3.2.2 優先順位をつける
5.3.2.3 大海の水を残らず煮詰めて、ほんの一握りの塩を得るように
5.3.3 キー・ドライバーを探す
5.3.3.1 要因は100もあるが、最も重要なのはXとYとZである。それがキー・ドライバーだ。その他は無視する
5.3.4 エレベーターテスト
5.3.4.1 30秒でプレゼンする
5.3.5 低い枝のみを採る
5.3.5.1 成果は直ぐに報告する
5.3.6 毎日1つチャートを作る
5.3.6.1 一日の終わりに30分、自問する
5.3.6.1.1 今日学んだ最も大事な3つのことは何だろう?
5.3.7 シングルヒットを打つ(期待に応える)
5.3.7.1 いつも一人で全てをするのは不可能だ
5.3.7.2 一度それをしてしまうと、周囲に非現地実的な期待を生む
5.3.7.3 その期待に一度でも応えられないと、信用を取り戻すのは至難の業
5.3.8 大きな絵を眺める
5.3.8.1 目標を定期的に確認する
5.3.9 正直に分からないと言う
5.3.9.1 誠実に振る舞う
5.3.10 見当もつかないは暗号
5.3.10.1 質問を変える