これまでの例は数行のコマンドでしたのでプロンプトに直接を打っていましたが、何十行というロジックをプロンプトに順々に打っていくのは非効率です。今回は、予め外部のテキストファイルにソースコードを書き、そのファイルをプロンプトから呼び出す手順を次の例で示します。
以下のソースコードを拡張子Rのテキストファイルで保存し、プロンプトから読み込んで実行してみましょう。
test.R
batting2007 <- c(193, 204, 172, 177, 175, 155, 122, 118, 120, 139) print(batting2007)
このテキストファイルを作業ディレクトリにおきます。なお、作業ディレクトリの設定方法はこちらをご覧ください。→作業ディレクトリの設定と確認 - setwd()、getwd()関数
プロンプト
> source("test.R") [1] 193 204 172 177 175 155 122 118 120 139 >
print()関数を用いて画面へ出力しています。
ここで、この状態のままプロンプトで以下のように入力すると、
> summary(batting2007) Min. 1st Qu. Median Mean 3rd Qu. Max. 118.0 126.2 163.5 157.5 176.5 204.0 > mean(batting2007) [1] 157.5 >
このように、読み込んだソースファイル中の変数が使えることが分かります。これは、関数宣言等を別ファイルに保存し、プロンプトから呼び出したい場合によく使います。
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