本記事ではMac OSにGit環境を homebrew (Macパッケージ管理システムの一つ)でインストールする手順を紹介。
前提環境
homebrewがインストールされていること。
環境確認
$ brew --version 0.9.5 # homebrewがインストールされている $ git --version git version 1.9.5 (Apple Git-50.3) # OSデフォルトのgit (バージョンも古い) $ brew list | grep git # grep結果が0=現状homebrewではgitパッケージの管理がされてないことを確認 $ brew info git | grep stable git: stable 2.3.5 (bottled), HEAD # homebrew上のgit最新バージョンを確認(要ネットワーク接続)
Gitのインストール
$ brew install git <中略> 🍺 /usr/local/Cellar/git/2.3.5: 1363 files, 31M $ git --version git version 2.3.5 # 確かにインストールされている brew list | grep git git # homebrewでもパッケージ管理対象に入っている $ which git /usr/local/bin/git # インストールしたコマンドのフルパス確認 $ ls -l /usr/local/bin/git lrwxr-xr-x 1 yu admin 27 4 2 00:39 /usr/local/bin/git -> ../Cellar/git/2.3.5/bin/git # 実体は /usr/local/Cellar以下で、bin/以下はそのエイリアスであることを確認
備考:トラブルシューティング
仮にgit –version結果が今回インストールしたversionと異なる場合、コマンドパスの優先度が適切に反映されていない可能性がある。対処例として、echo $PATH内容の確認(修正)→プロンプトの再起動(かsource ~/.bash_profile)をする事で解決可能。
※当方は以前別のパッケージインストール時に/etc/paths、$PATHの修正を行っていた為、今回は同様の事象が発生無かった。
また、インストールしたパッケージをアンインストールしたい場合はbrew remove <パッケージ名>を使用する。