SafePalで生成したSolanaアドレスはSollet.ioで復元可能

なぜならSafePalのderivation pathが m/44'/501'/0' でありsollet.ioはderivation pathの選択ができる為。そして同じ理由でLedger Nano Xでの復元は不可。derivation pathが m/44'/501'/0' でない為。

背景

先日SafePalのV1.0.30でSolana チェーンのサポートが発表。Ledger Nano X / SafePal S1 / ペーパウォレットユーザーとしてはバックアップ先が増える話は歓迎の為、早速復元できるか確認したもの。

Upgrade Your SafePal S1 To On-board New Features
V1.0.30 (08/20/2021 mm/dd/yyyy) 1. Supports Solana mainnet, SPL tokens and DApps

https://safepal.io/upgrade

公式ドキュメント上のDerivation pathsの記載は?

2021/09/01時点ではSolana (SOL)の記載なし。

The derivation path of the address of the currency already supported by SafePal. – SafePal

アドレス復元の確認手法

SafePalのニーモニックフレーズをSollet.ioでリストアし、作成したSPL token アドレスと合致するderivation pathオプションを特定。

sollet_io_derivation_path
Sollet.ioのニーモニックフレーズ(シードフレーズ)のインポート後のDerivable Accountsオプション画面
safepal_solana
SafePal Wallet (iPhoneアプリ)のSPL tokenアドレス画面

上の二つの画像に記載のアドレス(一部グレーアウト)が一致していることを確認できる。

因みに、記事投稿時点ではSafePalはRaydiumに対応。今後Phantomがスマホ対応を予定するがハードウェアウォレット+スマホでDappを操作したいニーズがある場合はSafePalは良い選択肢になるだろう。因みにLedger Nano Xの場合はスマホでSolana のDapp操作は不可で、デスクトップPCにUSB-C接続して使用する。

最後に

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