一昨日NHKスペシャル|デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~を見ましたが彼らの行動力って凄い。私もいくつか見習いたい部分がありました。デジタルネイティブの特徴として主に以下の点があるかと思います。
- 現実で会った人とネットで知り合った人を区別しない
- 相手の所属や肩書、年齢に拘らない
- ネットで実名で活動している(その割合が多い感じ?調査中)
- 分野別SNSを使いこなして、国内外問わずネットワークを構築しビジネスやボランティア活動等をしている
2番目の特徴というのは、Webの情報がまだテキスト主体だった頃、2chの中にもあった文化だったかな。顔の見えない匿名の人間のバックグラウンドよりも掲示板に書いてある内容が重要、って感じで。3,4っ目の特徴は、これは特徴というか番組で紹介されている人達の共通点かと私が感じた項目です。
実名をネットに持ち込むのはメリット・デメリット双方の面があり未だリスクの方が大きいと思い、私はネット上でのブログやコミュニティ活動と本名を紐付けようとまったく思っていませんでした(番組を見るまでは)。それはネットに一度上がってしまった情報は瞬く間に拡散しそれを管理することは技術的に不可能に近いので(使用するサービスにもよりますが)、いったん実名を公開して不都合があったとき、やっぱやーめた、HNで活動しなおすってわけには簡単にはいかない不可逆なところが、実名での活動を躊躇させているのかもしれません。っていうか場合によっては現実生活に悪影響が出ることもありますし。極端な例では犯罪とか。
対して、番組で最初に紹介されたAlchemist Empire, Inc. CEOのAnshul Samar氏(15歳)は化学の教育用カードゲームを開発しネットで販売しています。彼は最初出資してくれる人を探し資金を調達し、開発者を雇うためFace BookなどのSNSをとおしてクリエイターの履歴書や作品を調査しました。そして、目星をつけたデザイナーにカードのイラスト制作を依頼し、また雑誌編集者に説明書の作成を依頼してゲームを完成、販売にこぎつけていました、開発中の連絡方法はメールだったそうです。字面だけ追えば確かに今あるインターネットやSNSがあればできるよね、と感じたと同時に、実際これだけネットと人材を使いこなしビジネスにもっていく行動力とマネジメント手法は凄いと感心しました。
上述の特徴を持っているからこその行動力なのかな。だとすると本当にそれは幼少からネット環境に触れていることで引き起こしたのか、それとも別の要因があるのか、色々検証したいこともあります。そういえば日本では実名によるネットでの活動を行っている人や英語を使える人の割合が低かったような。諸外国ではどうなのだろう。今回の彼はレアケースとして扱われているのか等の周りの反応も今度調べてみよう。
番組の途中ではてなの経営スタイルと近藤社長ついても特集していました。近藤社長へのインタビューの中で、何故ここまでプライベートをWebに公開できるんですか?のくだんかその前後の話しあたりで、「Webの向こう側にも同じ人間がいるので別に~」(ちょっと忘れてしまいました><;離れたところにいる人とつながれるとか、そんな感じの話だったかな)と普通の事のように話していたのが印象として残っています。
最近はビジネス型SNSのCUが始まったり、来年にはLinkedInが日本語の環境や企業データもろもろに対応していくみたいです。実名でWebの活動を行うことによる正負の影響と、仮にそれに抵抗を覚えるとしたらその原因と対処法は何なのかを今一度捉え直してみようかな。
そういえばゲームではありませんが元素や化合物を擬人化するアイディアは左の書籍「元素周期 萌えて覚える化学の基本」も採っていますね。Elementeoより後だけれど。でもなんか面白そう。説明文読んでみたい。
周期表とか見ると以前色鉛筆を使って作成したデータベース・ノートを思い出してなんだか懐かしいです。
話し変わりますが、プログラミングやソフトウェア開発を学べるカードゲームを妄想した。マジック・ザ・ギャザリング風に、
A: 元請予算(=土地カードの一種)をセット!タップして2人月(=マナ)を以って場のClassカードに「デザインパターンActive Object」を適応(カード反転?)!Classの性能、保守力up!
B: レスポンス!3人月を以って「闇の自称助っ人コーダー」のタップアビリティを起動!対象のクラスのカプセル化を破壊!デザパタカードを剥ぎ取る。追加効果として相手のターンを1ターン飛ばす(なにこの足を引っ張る効果は)(=納期遅れる、みたいな?)!
A: それにスタック乗っけて4人月で「藤田さん」をインスタントとしてプレイ!場に召喚されたときに、俺がコントロールする全てのClassカードはリファクタリングされ、能力と効果の対象にならない!
B: 何ぃ!フェずったぜ。
あー色々間違っていますね。
でも複数のクラスカードとインスタンスカウンターと参照カードを合わせてどの業務用アルゴリズムにパターンを構築するかやリファクタリング、合致するかとかのゲームならいけそう(業務知識も学べます、みたいな)?え、まだいけない?また今度考えてみようかな。
参考:
1.デジタルネイティブ度チェック(私は60%でしたf^^;)自己評価もそんな感じなので現時点ではこれでいいかな。あ、なんか今夜再放送するみたいですね。番組の構成や映像クオリティも高いですし、おススメですよ。
2.Elementeo, The Chemistry Card Game
Introduction to Elementeo
Opening the Elementeo Game Box
The Element Card of the Elementeo Game
Elemente Level in the Elementeo Game
コメント
デジタルネイティブ度は95%でした。
だって、彼女なんていないよ!
リア充なNHKに絶望した!
昨日NHKでやっていたのは「ELEMENTEO」だった。訂正。14歳が作ったゲームとのこと。http://tinyurl.com/6p6cr7
ネイティブ度95%って高ッ!
1つだけNOと答えた問いの内容がなんだか気になりま…すいません。何でもありません-.-;