鈴木 健さん著「究極の会議」

今春、情報科学の同好会を友人と立ち上げて以来、ミーティングを頻繁に行うようになってきた。最初のうちは我流で会議の進行などをカバーできていたが、複数のプロジェクトが進み、そして、それに関わる人数が多くなるにつれて、ミーティングで思うような成果が出にくくなっているように感じ始めた。

そこで、この度「Earth Coding-地球を実装せよ」に登壇した鈴木さんの著書「究極の会議」を読んでみた。この本の趣旨は明確で、たった一つである。

会議はその場で議事録を作る為にある

著者はこれを実現する方法を総称して、議事録ドリブンと呼んでおり、その為に 15 のプラクティスを提示している。そして、そのツールとして身近なソフトウェアである、Word, Excel , マインドマップソフトを用いての議事録の作成や、 Web ツール・サービスを用いた情報の共有に関しても具体的に説明されている。

また、この議事録ドリブンが一番向いている会議に「進捗会議」が挙げられている。本の内容を実践するのはこれからなので、今はその成果はわからないが、これまでのミーティングを分析し、問題点を浮き彫りにできたことは、大きな成果である。まぁ、その、その内容はここでは割愛させていただく。