Apacheでよく使うコマンドと設定項目

設置環境はFedoraを想定。
注:ソースからインストールした場合や他の環境だと一部ファイルのパスが違うところがある。
機会があれば今後も少しずつ書き足し・修正していく。

コマンド

起動
# /etc/rc.d/init.d/httpd start
または、
# service httpd start
終了
# /etc/rc.d/init.d/httpd stop
または、
# service httpd stop
再起動
# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
または、
# service httpd restart
自動起動に設定
# chkconfig httpd on
自動起動の確認(Run level 3:on)
# chkconfig –list httpd
設定の反映
# /etc/rc.d/init.d/httpd reload
ディレクトリの所有者の変更
# chown <ユーザ名>. /var/www/html/
ディレクトリをApache実行ユーザに変更
# chown -R apache:apache /var/www/html/cgi-bin/

httpd.confの設定

設定ファイルhttpd.confのパス
/etc/httpd/conf/httpd.conf
外部設定ファイル*.confを置くパス
/etc/httpd/conf.d/*.conf
・起動時に読み込まれる
・AliasとDirectoryを合わせて用いる場合が多い
DocumentRoot
ルートディレクトリの設定
e.g. DocumentRoot “/var/www/html” で
www.example.com/へのアクセスは/var/www/htmlのインデックスページとなる。
Alias
Alias <ドメイン以下のURLパス> <サーバ内のディレクトリパス>
e.g. Alias /blog /var/www/blog
の場合は、http://www.example.com/blog/にアクセスした際、サーバの/var/www/blog/内の既定のインデックスファイルが読み込まれる。
Directoryタグ

e.g.

<directory "/var/www/html">〜<directory>

属性にディレクトリパスを指定している。

.htaccessを許可する場合
AllowOverride All
IPアドレスによるアクセス制限
Order Deny,Allow
Deny from all
Allow from 127.0.0.1
Allow from 192.168.1.0/24

↑はlocalhost、イントラネット以外からのアクセスを拒否

.htaccessによるパスワード認証

.htaccessファイル内の設定例

SSLRequireSSL # SSL経由のアクセス
AuthUserFile <認証するユーザリストのパス>
AuthGroupFile <パス>
AuthName "<ページ名>"
AuthType Basic # 認証タイプ
require valid-user

認証するユーザの登録

初回は
# htpasswd -b -c <保存先> <ユーザ名> <パスワード>
二件目以降は既にファイルが作成されているので-cを抜く
# htpasswd -b <保存先> <ユーザ名> <パスワード>
ここで作成したファイルのパスを上のAuthUserFile項目に書く。

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