実験のTA

情報科学実験の担当かつ私の所属ゼミの教授から、今日突然ソフトウェア実験のTAの依頼を受けた。昨年やった内容で部分々々がおぼろげであったが、得意分野であったのでなんとかこなせた。

学生が制作したソフトウェアの動作確認が主な仕事内容であるが、それ以外に適時質問を受ける。同じ課題を解いているのに、学生のソースコードは十人十色だ。使う関数に大差はなくとも、main 側での呼び出し方や、記憶域の取り方、条件・繰り返し処理の構造など、読んでいて興味深い。良い悪いは別として。

しかし、個別指導形式と異なり大人数を相手にする為、質問のさばき方にはとまどった。

プログラムのバグ修正に関する質問があるのだが、プログラムはほとんど完成した状態でコンパイルも通り、実行の段になって「セグメントエラー」が出るものが多かった。他人の書いたソースを読むのは結構ー力が必要なところがあり、質問者から普通のエディタで添削の申し出を受けた際は、地道にデバックプリントを書き入れバグの箇所を詰めていくのが結果的に効率がよかったりする。

TA初回であったからかもしれないが、1人の学生にどれだけの時間をかけるかの見極めが難しかった。また、授業終了後「あぁ、あの人に○○ってアドバイスしたけれど、△△と説明したほうがよかったかなぁ」など、少々悶々としていた次第であり、来週からはより良くできるよう今の問題点を改善しよう。