目的
特定ユーザー(例: QSYSOPR)の個別ユーザー権限が付与されたオブジェクト(*LIB, *FILE, *OBJ, etc…)の一覧表示。
コマンド
DSPUSRPRF USRPRF(QSYSOPR) TYPE(*OBJAUT)
必要に応じてOUTPUTパラメーターを指定する。後々Excelで加工する場合は、OUTFILEにしておくと良い。
DSPUSRPRF USRPRF(QSYSOPR) TYPE(*OBJAUT) OUTPUT(*OUTFILE) OUTFILE(QTEMP/AUTLIST)
上記OUTFILEのIBM i 上での確認は下記のコマンドで可能。
RUNQRY *N QTEMP/AUTLIST
活用例
資源移行元と移行先でQ付きユーザーの個別権限が付与されいるオブジェクトリストの比較・突合時。
活用背景
資源の移行時、Q付きユーザープロファイルをオミットして復元する際、移行元オブジェクトにQ付きユーザーの個別権限の欠落が生じる。欠落した対象オブジェクトの特定の為。