Mind Map: マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術 (書評・レビュー)

最近、プレゼン資料の作成と発表機会が頻発した為、下記の本を読了。記録と復習を兼ねてマインドマップを作成したので、本記事の末尾で紹介。

原書は「Say it with Presentations」2000年に刊行されたもの。構成としては大きく3つに分かれ、それぞれ「状況を明確にする」、「プレゼンを設計する」、「プレゼンを実施する」となる。どの項目にも参考になるフレーズがあるが、中でも参考になったのは、ストーリーライン作成する際の「結論」の置き場所(後か?先か?)についての説明。この手の話だと「結論は先に」のみのが多いが、この本では相手のスタンスに合わせた結論出し方の記述がある。数パターン紹介されており、実務への活用度も高いと考える。
また、スライドのメッセージを決定する際に自問自答するWhat is so? So what?は今後絶えず反芻することになるだろう。セルフチェックの方法としては分かりやすくて良い。
チャート設計の項では定量的(How many)/概念的(Who/Where/When/How)なチャートは各々どの形式を用いるかが参考になった。この辺りは別途ワークブックで補強していく予定。
類似本としては下記の書籍も良さげなので、時間が捻出できれば読んでみる予定。その前に来月中旬辺りにまたプレゼンの機会がありそうなので、どれくらいものに出来ているか確認してみる。

  1. ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
  2. プロフェッショナル・プレゼンテーション

マインドマップ:マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術